シアトル便り 

 SHIPWAY IP (シアトルオフィス)便りをお届けします。

今回は、第1回目ということで、「いよいよ米国本土(シアトル)への上陸編」です。

ワシントン州(ホワイトハウスがあるワシントンD.C.とは異なります)は、米国本土の西海岸にあり、カナダとの国境に接する北部に位置します。シアトルは、ワシントン州の経済の中心都市のひとつです。

シアトルの玄関口となるのがタコマ国際空港です。私は、11月の冬の時期に到着したので観光客も少なく、閑散とした雰囲気でした。


タコマ空港の荷物受け取り用のターンテーブルの上には、何やら不思議なオブジェが施されています(写真)。ちなみに、国内線の到着エリアと思われる別の場所では、複数のスーツケース(忘れ物?)が串刺しにされていました。

タコマ国際空港から市街地に行くために、最初に利用するのが、例えば、「リンク・ライト・レール(Link Light Rail)」という電車です。


リンク・ライト・レールは、Angel lake駅(空港駅の隣の駅)とUniversity of Washington駅との間を結ぶ電車です。その路線は、往路、それぞれ一本しかなく、非常にシンプルなので、方向さえ間違わなければ、目的地には容易に到着できます。


シアトルでは、リンク・ライト・レールの他、バスやモノレール、ストリートカーと呼ばれる路面電車などの公共交通機関を利用できます。ここでまず役に立つのがOrcaカード。


Orcaカードは、SuicaPASMOのようなチャージ式カードであり、リンク・ライト・レールのいくつかの駅で簡単に購入できます。

まずは、Orcaカードを購入、チャージし、University of Washington駅行のホームに向かいます。天気が良い日には、駅のホームからレーニア山を眺めることができます。富士山を思わせるその雰囲気から、タコマ富士と呼ばれていたとの情報もあります。

いよいよリンク・ライト・レールに乗り込みます。空港では、マスクをしている人をほとんどみかけませんでしたが、車内にはマスクを着用している乗客がちらほらいます。よく見ると、車内に無料のマスクボックスが設置されており、どうやら、ここから自由に引き抜いて使用しているようです。

車内で、たまたま「Service dog」というベストを着た犬に会いました。



介助犬?でしょうか。オーナーは、非常ににぎやかでフランクな人だったため、そのオーナーの許しを得て、大人しく座っている犬を撫でてやります。
日本に残してきた二匹の柴犬のことを思い出しつつ、感傷に浸っていると、別の乗客が、自分が食べていたサラミ付きチーズを与えてもいいか、オーナーに尋ね始めます。流石にダメだろうと思っていると、「お座り」させてならいいよとのこと。
そこまでくると、「Service dog」なのか、普通のペットなのか、よく分かりません。ただ、そんなことよりも、サラミとチーズは塩分多すぎなのではと、余計なことを心配してしまいます。

市街地のWest lake駅に到着しました。アパートやシアトルオフィスまでは、ここから歩いて10~15分のところです。これからも、シアトルの日常や観光情報など、SHIPWAY IP 便りにアップさせていただきます。

コメント

このブログの人気の投稿

出張先で早朝ジョギングのついでに弊所宣伝(?)をしました

ワシントンDC便り(ジョギング)