欧州駐在①
こんにちは、意匠グループの二階堂です。初めて書きこみをします。私は意匠を専門にしている弁理士でして、現在、欧州に短期駐在中です。
欧州駐在の主な目的は、欧州の意匠制度を学ぶこと、各国の弁理士との交流や情報交換等です。米国駐在も一つの選択肢でしたが、意匠なら欧州に行ってみるのはどうか?ということで、欧州に駐在する機会を頂きました。
5月のGW明けに日本を発ち、イギリスに2週間駐在し、その後、ドイツに2週間駐在しまして、今はイタリアに来ています。欧州内を転々としながら、トータルで2ヵ月間滞在する予定です。重い荷物を抱えながら欧州内を移動するのはちょっとハードですが、刺激の多い毎日を過ごしています。
今日はドイツでの出来事を書こうと思います。ドイツではミュンヘンの特許事務所にお世話になりました。ミュンヘンは小さい町で平和でのんびりした雰囲気がありました。2週間の間、曇りと小雨ばかりでしたが、暑くもなく寒くもなく、ちょうど良い気温でした。
この2週間は、お世話になった事務所が主催するConferenceの準備と参加がメインとなりました。このConferenceは4日間開催され、特許が主なテーマになっています。このConferenceと私の駐在時期がちょうど重なったこともあり、パネルディスカッションのパネラーとして参加する機会を頂きました。欧州弁理士、米国弁理士、日本弁理士の3人で、デジタルの意匠について、欧州、米国、日本の観点から1時間ディスカッションをするというものでした。
英語が堪能とは言えない自分にとって、なかなか大きなチャレンジでしたが、3人で入念な事前準備をしていたため、何とか無事にディスカッションを終えことができました。英語力の足りなさ故のもどかしさも残りますが、弱点や課題を見つけることができたので、これを糧として今後頑張りたいと思います。
駐在期間が残り1ヵ月を切りましたが、また近況を報告します。
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